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のだめカンタービレ 最終楽章 前編
【評価】 ★★★★★

【感想】 主役2人が好演してて凄く楽しめます。本当にコンサートを聴きに来た様で、「1812年」は圧巻。

【購入】 大人1000円(MOVIXデイ)+パンフレット700円 MOVIXさいたま

【公式サイト】 こちら

のだめカンタービレ 最終楽章 前編


行くつもり無かったんですけど、ホントは。
完結する23巻読んで、連ドラの再放送見て、inヨーロッパの2夜連続再放送を見て、19日(公開初日)に家でコミックス全巻一気読みしなおして。
で、その勢いに乗って20日には映画館へGO!というテンションになっちまいました。
ものの見事にのせられてますよ、まんまと。

映画館まで行って映画観るのって、『頭文字D THE MOVIE』以来だからなんと4年ぶり。
あの時はレイトショーでしたが、今回は「毎月20日は誰でも1000円」のMOVIXデイを利用。
本来なら大人1人1800円のところ1000円なので、夫と2人で2000円とお財布に優しいのが嬉しい。
思わずパンフレットも購入しちゃいました。
しかも、オンラインで事前にチケット購入をしておいたシートは真正面ど真ん中なナイスポジション。
自然とテンションもあがりますなあ。



以降、ネタバレなんかも含むのでご注意を。




「この冬、映画館がコンサートホールに変わる」、この映画のキャッチコピーです。
もうね、まさにその通りでした。

しょっぱなから楽友協会内の、豪華絢爛な黄金のホールにて「ベートーベン交響曲第7番」の演奏。
のだめではお馴染みの曲ですが、テレビと違ってスクリーンの大画面に大音響。
素晴らしい迫力でコンサートシーンが迫ってきて、あっという間に心を鷲づかみにされます。
まさに「つかみはオッケー!」という感じ。

本当にコンサートを聴きに来た気持ちになり、思わず身体が揺れたり頭でリズムをとったり。
また、指揮する千秋を正面から映した時には自分がまるでオケの一員であるかのように、オケの奏者を正面から映す時にはまるで自分が指揮をとっているかのように、そして客席側からオケを映した時にはホールにいる観客の1人であるかのように、いろんな角度から入り込んで楽しめる。

終盤でのマルレオケの定期演奏会のシーンがまた素晴らしいです。
楽曲はチャイコフスキー「序曲1812年」・バッハ「ピアノ協奏曲第1番」・チャイコフスキー「交響曲第6番<悲愴>」の3曲。
特に「序曲1812年」は必見ですぞ。
ワクワク感が止まらなくなるぐらいに興奮します。
これこそまさに、映画館でその迫力を味わっていただきたい。

そして、玉木さん演じる千秋の指揮の素晴らしさったらないですよ。
inヨーロッパのスペシャルドラマの時も、連ドラに比べて格段に指揮が向上していて感心したのですが、映画ではその更に上をいってました。
流れるように滑らかでエレガント、情熱的でエネルギッシュ。
本物の指揮者かと見まごうばかりのリアリティーが胸を打ちます。
また音楽に入り込んでいる表情が良いんですよねー。
顔もだけど、特に左手の動きが織り成す表情の豊かさ。
この「千秋の圧倒的な指揮」があってこそ、終盤の展開に説得力が生まれるので、前編自体を生かすも殺すも玉木さんの指揮次第なんですよ。
だから、裏では本当に苦労したんだろうなと。
しかも今回はバッハでピアノの弾き振りも披露しているし、映画全体を通しての並大抵ではない彼の努力がひしひしと伝わってきますね。
玉木さん本人も苦労していますが、作中の千秋も今回は大変苦労しています。
映画を観るまでは連ドラに比べて7kgも痩せてしまった玉木さんのビジュアルが心配でしたが、そのやつれ具合がかえって千秋の大変さや自分への厳しさとオーバーラップして、むしろ良かったような気にさえなりました。

そしてそして。
変態的目線から指揮シーンを語りますと、「ストイックな色香ムンムン」から「ストイックな色香がスクリーンからダダ漏れ」に進化してましたよ。
なにあれ、凄すぎるわ。いろんな意味で。
スラリとスタイルの良い燕尾姿と踊るように流麗な指揮、全てに見惚れちまう。
Ruiじゃないけど、バキュンバキュン状態です。
どんだけ観客のハートを乱射しまくる気だ君は。
映画『ウォーターボーイズ』でアフロから出火してプールサイド走ってた人とホントに同一人物か?

オケシーンではありませんが、のだめの進級試験のトルコ行進曲、あれも良いですねえ。
中国人ピアニストのラン・ランが音を当てているのですが、「あーわかるわかる!のだめってこういう演奏しそう!」という独創的で躍動的な音が魅力。
それが上野さんの大きく跳ね上がり走りまわる弾き方に美味いことマッチして、まさしく「のだめのトルコ行進曲」として魅せてくれる。
いやー上手いなー。


主役のお2人は相変わらずの「俺様ぶり」「変態ぶり」が遺憾なく発揮されつつも、パリでの成長の伺える演技が素敵でした。
特に前編は千秋にフォーカスが当てられているので、音楽に真摯に向き合い奮闘する姿を玉木さんが好演していたと思います。
上野さん演ずるのだめは良い意味でも相変わらずなんですが、ちょっと口調がモッチャリ気味かなー。
これはinヨーロッパドラマでもちょっと感じてた事ではあるけれど、連ドラでのテンションぐらいが一番観やすいんじゃないかなあ。
なんだか所々で本当に頭のおかしい子みたいに見えちゃうのが残念。
とはいえ、やはりこの人以外に考えられないというほどに「のだめ」ですね。
変態ぶりや愛らしさだけでなく、終盤での演技には胸が痛くなるほどでした。

脇を固めるいつものメンバー、ターニャもフランクも黒木君もイキイキと演じてくれてましたよ。
ゆうこのテンションなんて相変わらずどころかパワーアップしてたし、RuiはinヨーロッパドラマよりもいっそうRuiらしいキャラクターになってました。
彼らに加えて今回は新キャラ続出なのもお楽しみの1つ。
松田さん(R☆Sオケの指揮者)役の谷原章介さん、ハマってたわー。
出演シーンは多くないけど、あの捻じ曲がった性格が凄く良く出てた。
ボロボレロではちゃんと白目むいてヒーヒー笑ってるし。
テオ(マルレの事務員)役のなだぎさん、心配してたほどディランじゃなかった。
でもフランス人のテンションでもなかったけどね。
カツラがアレなのでビジュアルは問題ありですけど、シュトレーゼマンで慣れちゃったのかそんなに拒絶反応でなかったわ。
それよりも「なだぎさんの二の腕、筋肉スゲー」とか、そっちの方が気になってたし。
あと、ポール(バソン奏者)役のチャドさん、大阪弁で話すのはどうかと思ったけど良かったです。
鼻の形が原作ポールに似てるから見た目もバッチリ。
ヤキトリオエピソードはバッサリ切り捨てですが、1人全役でちゃんとポールファミリーやってました。
これから観る人は、オーデション時のポールママはすぐ分かりますが、他のファミリーは定期演奏会の客席にいるので探してくださいな。

全編ヨーロッパだけあって、外国人キャストの力も大きいです。
なんたって全員言葉は日本語吹き替え。
それなのにぜんぜん違和感無く作品に溶け込んでます。
特に好きなのはオクレール先生(のだめの先生)とシモンさん(マルレのコンマス)。
オクレール先生なんてビジュアルは全く原作と違いますが、あの穏やかでふんわりのほほんとした空気とか凄く良いです。
のだめの事をしっかり考えて見守り育んでくれている姿が暖かく伝わってきます。
シモンさんは音楽への厳しい態度や気持ちがよく出ていて、ドタバタが多いオケの団員の中でしっかりと空気を引き締めてくれてました。
マルレオケの団員に関しては、原作を読んでる人には「あー、あれがアイツか!うわーそれっぽい!」なーんて照らし合わせて楽しめますよ。
ちゃんとノースリーブも出てきますが、すごく濃いーです。いろんな所が。


この前編は、コミックスで言うと大雑把に17巻くらいまでの内容になるのかな。
核になるのは千秋の常任指揮就任とマルレオケ再生で、これが大半を占めます。
コメディー要素タップリな中、少し進展した2人のラブな関係性も垣間見えたり、相変わらずの変態ぶりを発揮したりと、いかにも「のだめワールド」らしい軽快なテンポでストーリーは盛り上がっていきます。
ちゃんと「投げられてヤギ顔」や「カレー事件」も出てきて、ファンにとっては美味しいかぎり。
ある意味非常に分かりやすい展開の中、のだめは共演する夢を胸に千秋に追いつこうとコンセルヴァトワールでの勉強を頑張っていますが、課題ばかりをこなす日々に次第に焦りや不安が生まれ、尚且つ成長し成功を見せる千秋の姿に嫉妬したり追い詰められたりした挙句に絶望の淵に・・・と後編へ続くのです。

あー、こうやって改めて考えてみると、作中の「待っててくださいね先輩。今すぐ追いつきますから。」「待ってられるか。」「オレはもっと先に行く。」 「ずるい・・・。」というセリフを繋ぐだけで、端的に内容を表せちゃうんじゃないでしょか。

この作品って、基本はどのキャラクターも成長していくことがテーマですよね。
ただ、「努力の秀才」千秋と「感性の天才」のだめの、音楽に取り組む姿勢の差が歴然としたのがこの前編かなあ。
素敵な夢だけど、のだめの目標は甘くて覚悟が無いんですよ。
「まず千秋ありき」だもの。
だからオクレール先生にもブレーキをかけられてしまうわけです。
しかも、定期公演で千秋が弾き振りしたバッハはのだめの新学期の課題曲でもあったからか、千秋との距離をまざまざと思い知らされたんでしょうね。
そこにあるのは音楽に対して背負っている覚悟の違い、積み重ねてきた努力の違い。
マルレ再生の為に千秋がどんどん先に進んで行く展開をドドーッと見せられて、彼の凄さを実感させられているだけに、凡人としてはのだめの追い詰められた姿を見ていて辛くもなったり。

原作では千秋の父の話とかいろいろ絡んできますが、前編では(たぶん後編も)思い切り良くスッパリ切り捨てられてます。
それゆえに原作とは色々と違った感情の揺れや行動の動機付けが生まれているようですが、それでもさまざまな要素を上手に繋げて、大筋で破綻しないように上手くまとめあげられていたと思いました。
原作ファンでも全く違和感無く楽しめましたよ。
マルレオケが花開いた定期公演を境に、陽から陰にとガラリと変わる展開もコントラストが効いてて印象的でした。
ただ、原作の内容量をばっさばっさ削っても、ストーリー的に詰め込まれる要素はギッチギチなので、若干切り張り切り張りした展開に感じることも無きにしも非ずかなあ。
まあしょうがないかなとも思ってますが。
変態の森CGにやりすぎ感やクドさがあるので、もう少しコンパクトにまとめて他に時間まわしても良かったのでは?などど素人なりに思ったり。
ラストは千秋がアパートを出る展開で、その理由が原作とは違うため「ええええー!どうなっちゃうの?」という気にさせられますが、そのまま後編への橋渡しとするには良かったのかな。
後編の頭で、千秋の発言の真意が語られるんじゃないでしょうかね。

映画のエンドロールのその後に、4月公開の後編の予告が入ってます。
前編に比べると、良い意味でしっとりとした印象かな。
そういえば、こたチューのシーンもあってドキッとしたわ。
予告を見る限りだと、どうやら原作どおりにラストを結ぶような感じですね。


総じて。
主役2人が好演してて凄く楽しめます。
まさにパワーアップしたのだめワールドで、映画としてのエンターテイメント性バッチリ。
とにかく音楽のシーンは圧巻で、玉木さんの指揮とコンサートシーンの為だけに観に行っても良いと思うぐらいでした。
千秋目線のモノローグで楽曲を紹介してくれるので、クラッシック初心者でも十分楽しめます。
ただ、音楽に圧倒されすぎちゃって内容的にいろいろ見落としてたりしそうな気がするので、そういう部分を補完するためには2回位は観た方が充実するかも。
いろんな所に小ネタが仕込まれてたりもするので、それも再度確認したいところ。
来年になって時間が取れれば、1人でもう一度観に行こうかなあ。


追記(2010/1)
短期里帰り中の妹と一緒に観に行ってきましたー。
今回は都内のTOHOシネマズにて。
お年玉プレゼントキャペーン(1月9日から2月28日まで)利用だったので1人1000円とお得プライス。

2度目ですが、見落としていた小ネタなんかを拾いながら新たな発見をしつつ観られたので新鮮で面白かったです。
前回よりも後ろ寄りの席に座ったので、圧倒されすぎずにストーリーに集中して楽しめました。
とはいえ、やはり「序曲1812年」で見惚れ聞き惚れでしたけどね。
何かもう1回見たい気もしますが、だったらDVD買えよと思い直してますよ。

同じぐらいの規模の箱でしたが、音も映像も府中のTOHOの方が綺麗だったかなー。
映画館自体がTOHOの方が新しかったので、そういう設備的な面でも上だったのかもしれないですね。
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